（格差社会の空模様　その２８）

こんにちは、

今日、気になったニュースは、

「ゆうちょ銀行」預け入れ限度額1000万円以上に引き上げ前向き、

お金のある団塊世代には良い話ですね。

コムスン問題で売りの材料、グッドウィル株、３日連続ストップ安

不十分なサービス体制で営業されていた、

その被害者は、やはり弱いお年寄り。

今日の格差社会の空模様は、

”一日中曇りで、

　　晴れ間はまったく見られません”

といったところでしょうか。

相変わらず、つまらない話ですみません、

つまらない話を続けます。

みなさんは、『釜カエル』とうい話を聞いたことがありますか？

カエルを熱湯の中に入れると、びっくりして直ぐ飛び出しますが、

ぬるま湯に入れて、次第に熱くしていった場合は、

ゆで上がるまで、入っているそうです。

人にも、何か頼みごとをする場合、最初は簡単なことから頼んで、

だんだんと依頼内容の大きさ・重さを上げて行けば、大変なことでも

頼みやすい、とうい心理があるようです。

会社などでも、リストラを計画するときは、何年も前から、業績が良くない

という内容の情報で社員心理を萎えさせて、賃金カットなどで、労働環境

を後退させて行きます。

残ってもらいたい社員にだけは良い話を耳打ちする一方で、

ターゲットにする社員は異動などにより、仕事を取り上げたり、冷遇したりで、

じょじょに退職へと追い込んで行きます。

話は変わりますが、憲法９条の護憲の考えも、自衛隊のイラク派遣だとか、

防衛庁を防衛省に昇格だとか、じょじょに世論の雰囲気を変えて行って

います。

大企業・大銀行優先の経済政策を進め、生み出した利潤は、失われた

１０年を取り返せ、とばかりに、主の設備投資などに回され、一部の大企業

を除き、賃金に還元されることは少ないでしょう。

ある経済評論家は、設備投資によって、国際競争力が復活してくれば、

個人の賃金にも回るようになる、などと言っていますが、

それは大銀行や大企業とか、又は世界で、その会社しか出来ないような

製品を作れる固有の技術を持っている、ごく少数の企業でしかなく、

年収２００万以下の、格差社会の底辺をなす人々は増える一方でしょう。

格差社会の底辺をなす多くの若者は、今のどん底の生活よりは、

軍隊にでも入って、身分と給与を国家から保障されて、

戦争とは何か？、を考える余裕もなく、命令によって人を殺す仕事に

つくほうがましだ、と思ってしまうでしょう。

今、進行している格差社会は、戦争をできる国家にする為の、

環境整備なのかもしれません。

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以上、失礼致しました。