（格差社会の空模様　その３３）

こんばんは、

今日、気になったニュース、

●ミートホープ問題で解雇通告を受けた従業員の一人は

「．．．会社から出たら職安に行くだけ．．．、食品業界に残るつもりはない。

この業界にいること自体に罪悪感を感じる」と話した。とのこと

　　（食品業界はどこもひどいのか？本音が出てしまったようで．．．）

●警視庁巡査長が捜査情報ハードディスクを電車内で紛失．．．。

　　（社会保険庁のひど過ぎる話で、私の感覚もマヒぎみ．．．

　　　この程度の話は、しょうがないとさえ思えます。）

そんなわけで、

今日の格差社会の空模様は、

　　”ずーっとジトジト雨！

　　洗濯をする余裕もないネットカフェ難民の下着に

　　キノコ（サルマタケ）が生えるでしょう”

　　といったところです。

相変わらず、つまらない話ですみません、

さらに、つまらない話を続けますが、

人の死ぬ数で問題の大きさを考えるとすれは、

年間３万人を超えるという自殺者の問題は、解決しなければならない

問題として、他のどんな問題よりも優先度が高くなるはずだ？？

などと思う今日ですが、．．．

ところで、

松岡利勝前農相が自殺した、とういショッキングな報道があったのは、

つい先ごろの話ですが、その後も新たな問題や事件が、次々と起こる

毎日で、早くも、忘れられつつある話題のようです。

時間の経過に対し飛び回る情報の量が多く、恐ろしく感じるくらいですね。

方や、ちょうど同じような時期に亡くなられた、「ＺＡＲＤ」の坂井泉水さん

の場合は、２度目の大ブレークというべきか、今大変な注目のされかたです。

急速に忘れ去られて行く者と、死してなお、ますます関心を集める者と、

両者はなんとも対称的です。

しかし、共通点があるのです。

それは何かと言えば、．．．

前者の松岡利勝さんも、後者の坂井泉水も、ある意味で、

「変わらなかった人」、か又は、「変われなかった人」であるという点です。

松岡さんの自殺の原因などは知るすべもありませんが、

彼は元々農林水産省出身のいわゆる「農水族」で、

小泉純一郎前首相の「構造改革」からすれば、「抵抗勢力」でしたが、

政治の表舞台に残る為か？郵政民営化の波に呑まれ、踏み絵を踏んで、賛成にまわりました。

しかし、本質的に古いタイプの政治家であるため、「変わった」ように

振舞いながらも、官から民への市場原理に適応することができなかった、

（変われなかった）ことが、じょじょに建て前と現実、表と裏のギャップを

大きくしていったのではないか、、、、

逆に、「ＺＡＲＤ」の坂井泉水さんは、１７０万枚を超えるヒットが出ても、

本来の自分を保つために、禁欲的に厳しく身を持して、「変わらなかった」

ことが、高い評価を継続する結果になった理由ではないか、、、、、

どこかで聞いたような言葉、『変わらなきゃ』とか、『チェンジ＝チャンス』とか、

変わる必要性が盛んに言われて久しい今日です．．．

多くの人が社会に適応するために、悩む暇もなく、変わることえを余儀なく

される今日です．．．

しかし本来「人は簡単には変われない」ものでは？

『滅び行くものの中にこそ未来へのヒントがある』という言葉を、どこかの

偉い人が言ったような気がします。

「変わらない」、「やらない」とか、一見ネガティブな行動も、地球全体を

思えば、正解の場合が多いのではないか？

もう一度よく考えて行動を決める余裕を持ちたいものですが．．．．．．

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以上、失礼致しました。