（格差社会の空模様　その３４）

こんばんは、

安部政権の終わりが視界に入ってきた今日この頃ですが、

みなさんはどうお過ごしですか？

今日、気になったニュース、

●総務省の発表した、地方公務員と民間企業の技能労務職員の給与

比較調査結果によれば。

電話交換手の場合で、１．８７倍の格差があったとか。

　　　（地方公務員の平均が３９万８６００円、民間の平均は２１万３２００円）

　　社会の底辺労働者（派遣やパートなど）の苦しみが、労働価値に対して

　　高すぎる給与をもらっている人たちの生活を支えているのでしょうか？

そんなわけで、

今日の格差社会の空模様は、

　　”明ける様子のない梅雨空！

　　黒かびで窓の光も遮ぎられるでしょう”

　　といったところです。

相変わらず、つまらない話ですみません、

さらに、つまらない話を続けますが、

私はけっして民主党の回し者ではありませんが、最近のひどい状況を

みて、『もう終わりだな』と感じている人は多いのではないでしょうか？

しかし政権が変わったところで、決して良くなっていく理由がないことも、

多くの人が感じていると思います。

一つは環境問題・エネルギー問題です。

経済成長と環境問題の両立などと、技術のつじつま合わせで解決する

ことは土台ムリで、エネルギー大量消費の社会が成立し得なくなって

来ています。

そんな中、石油確保のためにイラク戦争をやったブッシュ政権は、

代替エネルギーとしてバイオ燃料に突っ走り、

環境でも、なんの実績もない安部政権が、

『2050年までに温室効果ガス排出を半減する』などと精神論だけ

振りかざして、必死のパフォーマンスをやっています。

また一つは食料問題です。

そのバイオ燃料生産のために、穀物需要が急拡大し、穀物輸出国では

国内消費を優先するので、市場開放の圧力に押され、輸入を増やして

きた日本では、穀物の価格高騰をまねき、弱者ほどその打撃は

大きくなります。

近年、穀物の消費量は生産量を上回っています。

2050年ごろの世界人口は、現在の６５億から９０億超になる

というのですが．．．

さらに一つは産業の空洞化の問題です。

先日のニュースでは、日本が辛うじて競争力を保っている、

電子部品やハイテク製品などの製造に欠かせない、レアメタル（

ニッケル,クロム, タングステン, コバルト,モリブデン, マンガン,バナジウム,

プラチナなど）が、その最大の原産国の中国が、国内需要に振り向ける

為、方針を大転換しました。

そうでなくても、中国の金属の需要が異常に膨張してゆくというのに、

これでは、国内の製造業の空洞化は、更に一段と厳しい状況となり、

格差社会は、いっそう深刻さの度合いを深めてゆくことでしょう．．．

私にとっても、決して、人ごとではなく、面白がって書いているのではない

ことを、申し添えたいと思います。

あなた自身は、どう思っていますか？

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以上、失礼致しました。